コンビニで、衣料品回収ボックスの実証実験

リサイクルの画像

ファミリーマートが、東京都内10店舗に衣料品回収ボックスを実証実験で設置します。家庭で不要になった衣類や雑貨を回収し、一部衣料は再生ポリエステル糸の原材料として使用し、国内外でリユース品として再流通させる仕組みです。今後、回収状況などの検証を通じて店舗の拡大を検討するとのことです。


アパレル業界による大量生産・大量廃棄は、環境問題における一つの大きな課題になっています。アパレルも大きな産業であり、経済成長をし続けなければならないという資本主義の大きなプレッシャーの中で、消費者側に”ファストファッション”のような形を推進せざる得なかったのかもしれません。しかしその結果、多くが自身のキャパシティを大きく超えた衣服を保有する現状があるのではないでしょうか。
また、昨今はリユースの機運も高まっていますが、”メルカリ”に代表されるフリーマーケットは売買可能な品質の担保や、手間をかけるべき価格水準というハードルがあります。そのような中で、コンビニという気軽な場所に気軽な気持ちでリユースに貢献できるアクションがとれることは、環境への意識や活動をより身近なものにさせてくれるのかもしれません。

本ページは他社様の記事を希望の解釈とともに紹介しています。
記事の著作権 : Impress Watch

大切な人に希望をシェア