教育– category –
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五感と心を育てる“木育”──おもちゃがつなぐ親子と地域
新宿区の東京おもちゃ美術館は「木育(もくいく)」を通じて、木のおもちゃで子どもの五感やコミュニケーション能力を育む活動を実施。全国にも広がりをみせ、アナログなおもちゃを通じて子どもの発達と林業の活性化にもつながっています。 子供のおもちゃ... -
計画できないことが、偉大な成果を生むというアプローチ
目的や意義は持ちつつも、あえて明確な「目標」は掲げず、探究を自由に続ける手法が提唱されています。真の偉大な成果はゴールを掲げて最短ルートを目指すのではなく、予想外の展開から生まれるという発想は、ChatGPTを生み出したOpenAI開発のマネジメント... -
子どもたちのゴールデンタイムが未来をつくる──放課後NPOアフタースクールの挑戦
【HOPEFULなひと】 「HOPIUSの想い」をもとに、人類に希望を見出し、持続可能で愛ある世界を目指して活動している人たちを取り上げる企画です。今回ご紹介するのは、子どもたちの「放課後」に光を取り戻すべく活動を続ける、特定非営利活動法人 放課後NPO... -
「どう生きるか」を森から学ぶ──あめつち学舎がひらく生きる力
2025年4月に愛媛県松野町で開校した、あめつち学舎は森・農・食を「先生」とする通信制高校。自然と地域との共生の中で、管理ではなく見守ることを重視した学びを生徒に提供しています。生徒は地域の一員として、森での暮らしや農作業を通じて「どう生きる... -
「戦争画」が語る記憶──未来に繋がる280点の記録
東京国立近代美術館で「記録をひらく 記憶をつむぐ」展が開催され、戦前・戦中・戦後の「戦争画」280点を通して絵画が戦争にどのような役割を与え、どのように記録したかを展示。複数の視点から歴史を相対化し、「戦争の記憶」を観客と共に紡ぎ出すことを... -
芸術で描く「戦争への抵抗」──被爆80年・長崎の美術館だからできること
長崎県美術館の開館20周年・被爆80年を機に、ゴヤからピカソまでを通じて「戦争」を見つめ直す企画展が2025年9月7日まで開催。被爆地だからこそ可能な「芸術による戦争への抵抗」を提示し、平和への問いを投げかけています。 難しく繊細なテーマである「戦... -
見えないから、見えてくる──漆黒の暗闇で体感する平和への道
完全な暗闇の中で白杖を手に進む視覚を失った体験「ピース・イン・ザ・ダーク」は、人と人が信頼し合いながら対等に対話することで、平和の本質を問い直す場を提供。視覚障害者の案内人が率いるこの体験は、「信じること」が平和につながるという重要性を... -
Netflixで蘇る『火垂るの墓』、国内外で感動の声続々
スタジオジブリの名作アニメ『火垂るの墓』が 2025年7月からNetflixで日本初配信。「親子でもう一度観たい」「すべての人類に見てほしい」といった声が数多く上がっています。もともとは昨年9月から日本を除く世界190以上の国・地域で先行配信され、Netfli... -
教師も生徒も“相棒”に!教育専用のGoogleのAIが登場
GoogleのAI技術「Gemini」の教育向け機能が大幅に強化され、高校での授業実践事例も紹介。管理体制を強化して安心・安全な利用を担保しつつ、生徒の学びの過程を深めるサポートとしてのAI活用が示されています。 Windows95の登場でパーソナルコンピュータ... -
「遊ぶな」から「もっと遊ぼう!」へ──看板が変えた街の風景
ロンドンでは「No Ball Games(ボール遊び禁止)」の看板を、住民参加型で「More Ball Games(もっとボール遊びを)」と書き換え、バスケットゴールを設置するキャンペーンが始動。この取り組みにより、子どもたちの外遊びの機会を約56万人に拡大し、公共...