地球– category –
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捨てない発想が未来を築く。フランス発「牡蠣の殻」コンクリート
フランスで収穫前に大量死した牡蠣の殻を廃棄せず、CO₂排出量を抑えたコンクリートとして再利用し、建築素材として活用。このエコなコンクリートは建築の耐久性や美観の面でも評価されており、海岸保護や生態系回復用途への応用も期待されています。 本来... -
スポーツの力で地球を守る。NBAの挑戦
世界最高峰のプロバスケットボールリーグである『NBA』は、「社会的責任はDNAだ」という想いを掲げ、2005年より気候変動対策を実施。再生エネルギーの活用・オフィスの使い捨てカップ廃止・選手の移動距離の削減・ファンへの環境教育などの実践を通して、... -
「人間は悪者なのか?」──映画『Re-member』が投げかける自然との対話
映画『Re-member』監督は、「人間は地球にとって悪者なのか?」という問いを通して、人間と自然をどう共存させるかを問います。対話の中で、自然界には「正しい/間違い」や「人間の役割」を設定する意味はなく、人間もただ自然の一部として“戻る”ことが大... -
レジ袋有料化の効果とは──減ったゴミ、救われた命
レジ袋の禁止や有料化を導入した地域では、海岸に流れ着くレジ袋が25%以上減り、海洋生物がレジ袋に絡まれるなどする事故も少なくなりました。ただ地域によって効果のばらつきがあり、レジ袋以外も含めたプラスチック使用の設計・使用・再利用の見直しも必... -
社会貢献ではなくみんなの使命。温暖化対策の最前線
日本の平均気温は世界より速いペースで上昇し、猛暑や豪雨など異常気象が頻発・深刻化。気候変動の専門家である江守氏は、温暖化防止は「社会貢献」ではなく、事業や暮らしの使命として取り組むべき段階に入っていると述べます。 日本における温暖化への意... -
赤ちゃんが教えてくれる、人間の希望の本質
生後わずかの赤ちゃんが「誰かを助ける行動」を示すキャラクターに対してより長く注視し、不親切な行動よりも社会的関わりを敏感に見分けていることが判明しました。これは文化や学習によらず、私たち人間が「他人と協力し合って生きる」という社会的な生... -
ビルの小さな屋上が描く、人間と自然の大きな未来
武蔵野大学屋上のコミュニティガーデンは、微生物や昆虫・植物・果物・人・エネルギーなどが共に循環しながら自然と共に、再生を意味する「リジェネラティブ」な都市空間を実現している場です。この取り組みは人と自然が分断された従来の枠組みを超え、「... -
今の行動が、100年後の地球を変える──天気予報の新たな挑戦
日本のウェザーニュースが、気候変動に焦点を当てたYouTube番組「100年天気予報」を2025年4月から配信中。「GWはもう真夏?」「100年後の蚊はどうなる?」など気候変動に関する多彩なテーマが扱われており、各回約2万再生と関心を集めています。 “気候変動... -
日本発の森づくりが、パリの都市を変えてゆく
パリのNPOは2018年より、パリ中心部に「タイニーフォレスト」を日本発の方法で植樹。密植した多種の樹木が、30年かかるところわずか3年で自立し、都市環境(生物多様性、日陰、雨水吸収、騒音など)に多大な貢献を果たしています。 以前、自然が都市環境だ... -
環境を救えば、経済も救える──最新研究が示す相互の対等関係
気候変動による経済リスクは甚大で、気温が4℃上昇すればGDPは最大40%縮小する可能性があると発表されました。一方、再生可能エネルギーへの投資は雇用創出(中国で150万人規模)やOECDの調査でも経済成長を促進すると評価され、気候対策は未来への投資と...