市民– category –
-
難民映画祭『あの海を越えて』──「個人としてどう在るか」を問われる
私は3〜4年前からUNHCR協会を通じて難民支援に寄付を続けています。その延長線上で、ずっと訪れたいと思っていた「難民映画祭」に初めて参加しました。2025年で20回目を迎えるこの映画祭は、「ある日突然“難民”と呼ばれるようになった人たちにも、かけがえ... -
人と自然が支え合う社会へ。里山とアマゾンが示す未来の形
遠く離れたアマゾンの森も、日本の“里山”と同じ。人と自然が根づき、互いを支え合う暮らしの場と、ジャーナリスト・下郷さとみさんは語ります。先住民族の現代的な活動や伝統的な知恵には、今の地球と私たちの未来をつなぐヒントがある、という視点も提示... -
戦争を超え、分断を超える──ロックバンド「U2」の希望のステージ
「KISS THE FUTURE(未来にキスを)」は、戦火に苦しんだサラエボで、伝説的ロックバンド U2 が行ったライブまでの道のりを描くドキュメンタリー。音楽を通じて分断を越え、希望と再生を共有する力を力強く示しています。 記事の最後では、「戦争を始めた... -
「なんでもありの映画上映会」から見える優しい未来の社会
病気や障がいのある子どもとその家族を対象に、医療的ケアが必要でも安心して映画を楽しめる「“なんでもありの”映画上映会」が開催されました。主催のNPO法人AYA は、全国47都道府県での開催を目指し、外出が難しい家族の支援に力を入れています。 外出す... -
分断の時代に、共に生きる家をつくる——ベルリン「House of One」と北九州「希望のまち」
本記事はAIによる音声版もご利用いただけます。Spotify 3つの宗教がひとつの建物で祈る「House of One(ハウス・オブ・ワン)」 ドイツ・ベルリンで進行中の「House of One(ハウス・オブ・ワン)」は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という三つの宗... -
がんばりすぎない介護が、家族と未来の希望になる
作家の岸田さんは、祖母の認知症と向き合う過程で「困った時には助けを求めていい」という学びを得たと語っています。グループホーム入居で祖母の穏やかな暮らしが実現し、「見守ること」も立派な介護であると改めて認識。誰かが我慢し続ける構図ではなく... -
笑うだるまが迎える「だるチャンのおうち」──挑戦と葛藤の20年が紡いだ、地域の母たちと深大寺の物語
【HOPEFULなひと】「ホピアスの想い」をもとに、人類に希望を見出し、持続可能で愛ある世界を目指して活動している人たちを紹介するHOPEFULなひと。今回訪れたのは、調布・深大寺(じんだいじ)の参道にある、小さなお店「だるチャンのおうち」。色布と筆... -
再び燃える言論自由の炎──俳優たちが守る民主主義
トランプ政権の反体制派への弾圧を警告すべく、ハリウッドの著名人たちが、冷戦期の言論自由擁護運動「修正第1条委員会」を再興。この運動は米俳優のジェーン・フォンダさんが主導し、ナタリーポートマンさんやショーン・ペンさんら550人以上が参加し、憲... -
愛のかたちはひとつじゃない──変わる結婚の常識
結婚は「永遠の愛」を前提とする従来型から、友だち婚・お試し婚・別居婚など多様な価値観に合わせた形にも変化しています。重要なのは、形式よりも「自分たちのニーズを満たす関係」を築くことにあります。 記事は海外の事例を取り上げていますが、特定の... -
アフリカの村に広がるIT革命。一人の決断が未来を変える
大場カルロスさんはアフリカ農村部にデジタル環境を整え、村人がスマホを通じて仕事や金融にアクセスできる社会起業「Dots for」を立ち上げました。母の急逝をきっかけに、生きる意味を問い直し社会課題解決に挑む人生に舵を切り、2023年からは家族で西ア...
