日本発の森づくりが、パリの都市を変えてゆく

パリのNPOは2018年より、パリ中心部に「タイニーフォレスト」を日本発の方法で植樹。密植した多種の樹木が、30年かかるところわずか3年で自立し、都市環境(生物多様性、日陰、雨水吸収、騒音など)に多大な貢献を果たしています。
以前、自然が都市環境だけでなく人のメンタルヘルスにも良い影響を与えるという記事「薬の代わりに、“自然”と共存する未来」をご紹介しました。短期的な経済利益を見込みにくい自然を「どう増やすか」については、未来の都市づくりにおいて、重要な論点の一つだと感じます。
そんな中、日本発の植樹法が、スコップひとつで場所を選ばず、10倍のスピードで生態系に貢献できるという事実は、とても誇らしく思います。パリ以外の他の都市への広がりも楽しみです。
※コメントは最大500文字、3回まで送信できます