東京都中野区、同性パートナーにも災害弔慰金
東京都中野区が2025年1月より、地震などの自然災害で同性パートナーを亡くした方へ、最大500万円の災害弔慰金を独自に支払う制度を始めます。国の災害弔慰金は対象を、事実婚を含む配偶者などとし、同性パートナーは含まれていないため、中野区は独自の財源でこの制度を同性パートナーに広げるものです。
“LGBTQ”の大きなトレンドから、同性パートナーにおいても配慮する姿勢が、今後も広がっていくことが予想されます。中野区は世田谷区の制度を参考にした、とのことですが、事例が増えれば同じような流れで導入を検討される自治体が増え、日本全体でマイノリティも含めた「全ての人を取り残さない地域社会づくりの一歩」が近づいてくるのではないでしょうか。