福岡の大学生が、脱炭素のビジネスプランを運送業に提案し採択

大学生提案

福岡大学ベンチャー起業論の学生が、脱炭素のビジネスプランを運送事業を行う福岡の会社に提案。脱炭素に向けて毎年大量に廃棄される輸送パレットを、チップ化して自然に還す取り組みを実際に開始します。チップは雑草対策で微生物の力で土に還り、子供たちと一緒に撒くことで環境問題の意識にも繋がるとのことです。

HOPIUSの希望の解釈
ドライバー不足や燃料費の高騰、環境対策や配送貨物の増大など、課題が山積する昨今の物流業界においては、これまでの延長線上の改善方法では解消が難しいような、大きな変革が求められている時期だと感じます。物流機能は暮らしていると当たり前のように感じてしまいますが、私たちの暮らしを支える極めて重要なインフラであり、国民の生活にも多大な影響を及ぼす産業でもあります。
そのような中、大学生が新しい観点と知恵と力を使って、一見馴染みのない”輸送パレット”をテーマにした環境改善のビジネスプランを提案し、実際に社会実装されたことは大変誇らしいことではないでしょうか。
また「自社内では良い案が出なかった」として、大学生の意見を真摯に検討された今回の運送会社の行動はなかなかできることがありませんが、今回のような成功事例から産業を超えたコラボレーションがより広がってくることが期待されます。

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