海外に行かない「ホームステイ」で、新しい形の異文化体験

ホームステイ

円安や物価高で海外留学のハードルが高くなっている中、外国人家族と留学したい学生をマッチングする新たなサービスが話題になっています。パスポート不要で一泊二日2万円、土日を使って留学がお手軽にできるとあって、横浜市主催の会では40人の枠に対し200人の応募が殺到しました。

HOPIUSの希望の解釈
資本主義の経済成長が進むにつれ、良くも悪くも旧時代の家や地域といったコミュニティが解体され、”社会的な温かい繋がり”の形成が課題になっています。またマイノリティである外国人家族も、日本文化もあり日本人と接点が持ちにくい現状もあるのかもしれません。
そのような中で今回ご紹介したサービスは経済的な負担が少なく異文化や語学が学べる、という価値も十分にあるのですが、本質的な点は、留学生もホストファミリーにも全く新しいコミュニティが形成できる点にあると感じています。海外留学は留学後に心理的・物理的な距離から連絡をとり続けることの難しさもありますが、近所のホームステイであればその後もカジュアルに連絡をとり続けたり、有事の際に家族同士でお互いを支えたりといったアクションをとることができ、新たな重要なコミュニティ醸成のきっかけになるかもしれません。

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