「儲からない=価値がない」の価値観に挑む。社会起業家を支援する“taliki”とは

資本主義の思考で陥りがちな「儲からない=価値がない」という考え方に対し、talikiの中村社長は強く反発。社会課題の解決と持続可能な社会の構築にはビジネスの力も不可欠だと主張し、多くの社会起業家を支援する活動を続けています。
私も長らく身をおいてきたビジネスの世界で、新規事業をやるには以下の要素が揃う必要があると感じます。「短期回収(3~5年)」「経済リターン(XX億円以上の市場)」「蓋然性ある戦略(勝率が見込める)」です。
これらの要素が揃わないと意思決定ができないのが企業のメカニズムであり、会社は株式や借入を資金調達を行なっている以上は利用用途における説明責任があります。駆動するシステムの次の課題における構造的な弱みであり、経営者個人の課題ではないと捉えています。
記事にもある通り、次の社会課題は高齢・貧困・過疎など、これらの要素を満たさないものばかりですが、このメカニズムと社会課題に社会を良くしたいと思って前向きに全力で取り組んでいる人たちがいるーーそのことに大きな希望を寄せれるのではないでしょうか。