ペットボトルが薬になる未来？──ごみが“いのち”を救う可能性

イギリスにある大学の研究チームが、遺伝子改変した大腸菌により、ペットボトル製のプラスチックを鎮痛薬であるアセトアミノフェンに変換することに成功。実用化にはまだまだ多くの課題が伴いますが、この技術によって、プラスチックごみ問題と、化石燃料依存の医薬品製造という二つの環境課題を同時に解決する可能性があります。

前提として現時点では、「ペットボトルが薬になる」という研究の実用化までには、まだ多くの時間と技術的・規制的な課題が残されています。
それでも、ごみになってしまうペットボトルを薬に変換できるという、まるでSFのような技術に一歩近づいたことは、素晴らしい前進だと感じます。そして何より、社会課題の解決に真剣に向き合い、人にも地球にも優しい未来を目指して日夜研究を続ける方々の存在に、大きな希望を覚えます。
ホピアスとしても、この挑戦の行方をこれからも見届けていきたいと思います。

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