SNSは心にどう向き合うべきか。TikTokの新機能が投げかける問い

TikTokはユーザーの心身の健康と意識的なデジタル習慣を支援するため、新機能「時間とウェルビーイング」を導入しました。新機能によって、瞑想ツールやスクリーンタイム管理、ミッション形式のウェルビーイングのタスク等を提供し、特に10代の安全とバランスある利用を促進します。
![]()
ホピアスでは、情報やメディアが人の心身に与える影響を捉え直す視点として、「メディアヘルス」という概念を提唱しています。とりわけ若者世代にとって、メディアの中心にSNSが位置づけられるようになる中で、その負の側面をどう抑制するかという議論も世界的に活発化。例えばオーストラリアでは、未成年者のSNS利用に年齢制限を設ける法制度が整備されるなど、社会全体で向き合う動きが進んでいます。
こうした流れを受け、SNSを運営する側にも「いかに長く滞在してもらうか」から、「ユーザーにとって本質的な価値とは何か」へと視点を転換することが求められているのかもしれません。


※コメントは最大500文字、3回まで送信できます