70代高齢女性たち、スイス政府の気候変動対策へ勝訴
欧州人権裁判所は、スイス政府の気候変動対策が不十分であるとして人権侵害にあたるとの判決を下しました。この裁判所が政府の気候変動対策の責任を指摘したのは初めてで、今後、欧州46カ国の法律に影響を与える可能性もあります。
訴訟を起こしたのはスイスの70代高齢女性たちであり、「自分のためではなく、私たちの子供たち、そして子供たちの子供たちのためだ。」と活動の背景について述べており、未来の世代に希望を残す強い意思と、市民による草の根活動の重要性を改めて強く感じさせてくれます。