過剰なアピールはしない。LUSHの社会性の高い隠れた経営哲学

バスボムなどを提供するLUSHは広告費をかけず、環境に優しい商品や社会問題に対する寄付に多額の投資をしてきました。他方で「顧客が心配することではない」という信念と哲学により活動を過剰なアピールはせず、LUSHは製品の品質を持って顧客の支持を長く得ています。
SDGsの発展と共に、消費者も地球や環境に対する意識が変わってきていることを実感します。ただ提供する企業側が表面的に適応し、“グリーンウォッシュ”と呼ばれる本質を隠蔽し環境に配慮しているように見せかけるマーケティング手法も課題になっていることも事実です。
そのような中で今回のLUSHの取り組みは、企業における社会性の高い活動として際立っており、「経済性だけではなく、環境配慮や社会課題にも向き合うことも、アピールの必要がないほどに会社にとっては当たり前のこと。」という、これからの人類が目指すべき企業の1つの形を体現しているのかもしれません。