タカラトミー、全ての電子玩具で視覚障がい者への配慮

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​タカラトミーは、視覚障がいのある方にも操作しやすいよう、全ての電子玩具製品のスイッチに小さな凸を付ける工夫を2024年度から導入。1980年から専門部署を立ち上げ、誰もが遊びやすい玩具作りを推進しています。

HOPIUSの希望の解釈
企業の経済活動は市場が大きく、売上や利益がより多く見込めるところに、資本(ヒト・モノ・カネ)を注力するメカニズムが働いています。そのことはたくさんの課題も解決してきましたが、市場が見込めないマイノリティの顧客やニーズに対しては、企業のリソースを投下されず、結果として無視されがちな構造にもなっています。
今回のタカラトミーの対応は、一般的には見えにくい配慮ですが、「誰も取り残さない」という経営哲学を強く感じ、今でこそ当たり前になってきた多様性を包摂する動きを1980年から続けられていることに、とても勇気づけられる方も多いのではないでしょうか。

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