自動車事故の防止を“動物”にまで拡大。日産自動車の挑戦

日産自動車は、EVの接近通報音技術を応用し、動物が聞き取れる高周波を車から発する「NISSAN ANIMALERT(アニマラート)」を開発。鹿児島・奄美大島と徳之島で絶滅危惧種アマミノクロウサギを対象に実証実験を開始し、音が鳴るとウサギが逃げ出す効果を確認、活動を継続しています。
10-20年かけて、警察などによる様々な取り組みの結果、日本国内の自動車による事故数や死亡者数は大きく改善しました。死者数は数分の1にまで減少している事実は、まだまだ改善できる点もあるとは思いますが、まずは誇って良い事実ではないでしょうか。(参考データ:内閣府HP資料より)
そのような中で次なる課題として、人間だけではなく動物に対する保護にもテクノロジーが活用されてきた事案です。今回の実証実験が成功し、広がっていくことを期待したいと思います。