IDEAS FOR GOOD– tag –
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生徒の議論から始まる、新しい学校のカタチ
日本で「学校内民主主義法案」が2025年3月に提案され、校則制定・見直し時に生徒や保護者の意見表明を学校に義務づけようという動きが活性化。海外では、生徒や保護者が学校運営に参加する仕組みが根付いており、それをモデルに“参加する学び”を日本でも実... -
スポーツの力で地球を守る。NBAの挑戦
世界最高峰のプロバスケットボールリーグである『NBA』は、「社会的責任はDNAだ」という想いを掲げ、2005年より気候変動対策を実施。再生エネルギーの活用・オフィスの使い捨てカップ廃止・選手の移動距離の削減・ファンへの環境教育などの実践を通して、... -
お金の常識を問い直す──新しいHOPEFULな関係性
現代社会では、本来お金で測れないはずの領域まで、あらゆる価値が数値や効率として「お金」に置き換えられ、生きづらさや不合理が生まれています。だからこそ私たちは、「経済を回すこと」より「関係を育てること」を中心に据える、新たなお金との向き合... -
ハイテク時代に、“ローテク”だから輝くこと
エンジニアで冒険家のコランタン氏は、「ローテク」を通じて、人間の感覚知や自律性を取り戻す暮らしを提唱。自給自足や自然との循環、技術に頼りすぎない生活が、便利さの代償として失われつつある「思考力」「身体感覚」「人とのつながり」を再生する手... -
+4℃時代に備える。フランスの国家適応計画
フランス政府は、2100年までに地球平均気温が最大で産業革命前比で4℃上昇する可能性を前提とした国家気候適応計画を策定。予算不足などの声もあるものの、森林・農業・沿岸・山岳地帯ごとの具体的適応策を提示し、住居の改修支援や保険制度の見直しなど様... -
悲しみを癒やす、故人AIとの再会体験
23年前に亡くなった息子をAIで再現し、大人になった姿や声と“再会”した両親が体験。息子が家族に語りかける動画に両親は癒やしを感じており、故人AIは悲しみと向き合う新しい選択肢となりつつあります。一方で、AIへの依存や死者の尊厳などの課題も指摘さ... -
政治が“自分ごと”になる場所──若者がつくった民主主義博物館
東京都・田園調布に2025年5月に開館した「民主主義博物館」は、日本若者協議会が企画・設計・運営し、多くの人に政治を「自分ごと」として捉えてもらうことを目指した参加型の展示空間。展示では「民主主義とは何か」と改めて問いを投げかけ、歴史的背景や... -
「どう生きるか」を森から学ぶ──あめつち学舎がひらく生きる力
2025年4月に愛媛県松野町で開校した、あめつち学舎は森・農・食を「先生」とする通信制高校。自然と地域との共生の中で、管理ではなく見守ることを重視した学びを生徒に提供しています。生徒は地域の一員として、森での暮らしや農作業を通じて「どう生きる... -
料理の力で国境を越える。「移民」から「住民」になる希望のレストラン
バルセロナの社会的レストラン「Mescladís(メスクラディス)」は、在留資格を持たない移民や困難を抱えるアフリカの人々などに、調理やホスピタリティの研修を提供し、地域社会との自然な交流と就労への道を提供。実践研修の後、卒業生の約7割が再びメス... -
今の行動が、100年後の地球を変える──天気予報の新たな挑戦
日本のウェザーニュースが、気候変動に焦点を当てたYouTube番組「100年天気予報」を2025年4月から配信中。「GWはもう真夏?」「100年後の蚊はどうなる?」など気候変動に関する多彩なテーマが扱われており、各回約2万再生と関心を集めています。 “気候変動...