住民にも観光客にも持続可能な、オーバーツーリズム対策

2025年、日本の観光客数は4,000万人を超えると予測され、オーバーツーリズム(観光公害)対策が急務。京都市ではデジタルマップによる観光客の分散誘導、尾花沢市の銀山温泉ではパークアンドライド方式の導入など、地域ごとに持続可能な観光への取り組みが進められています。
ニュースを見ていると、オーバーツーリズムによる問題が目につかないでしょうか。マナーの悪い観光客にフォーカスがあたったり、地域住民の交通への悪影響など、本質的な対策も講じられず、時には訪れている外国人観光客が良くないものと映るようにも感じます。
そのような中で、しっかりと対策を練り上げ、住民と観光客の共存を図るために日々努力している行政や自治体もあります。地域ごとに対策は異なりつつも、参考になる取り組みを横展開しながら、日本全体で持続可能な観光産業に発展していくーーそのような動きが広がれば、さらに素敵な“JAPAN”になるのかもしれません。