望まない妊娠を防ぐ。子供たちの夢を叶える“バス”での性教育

中米のホンジュラスで「夢の通り道」と呼ばれるバスが、10代の若者に包括的な性教育を提供し、望まない妊娠や性暴力のリスクを減らす取り組みを実施。専門家によるカウンセリングやVR教材を通じて、子どもたちが自分の夢や将来について考える機会を提供し、これまでに5,000人以上が参加しています。
子供を産み・育てるということは素晴らしい人間の営みですが、その後の人生に大きな影響を及ぼすライフイベントでもあります。バスの教育は、自分の夢や見据えた上で、十分な情報を得た上で責任ある決断を下してもらうことを意図しており、子供たちの多様な想いと可能性を尊重する内容になっています。
日本の教育というと、「学歴の高い学校に入るための活動」という印象がまだまだ根強いイメージが個人的にありますが、子供の未来を拓く、本質的な教育の可能性や価値を考えさせられる記事になっています。