「どう生きるか」を森から学ぶ──あめつち学舎がひらく生きる力

2025年4月に愛媛県松野町で開校した、あめつち学舎は森・農・食を「先生」とする通信制高校。自然と地域との共生の中で、管理ではなく見守ることを重視した学びを生徒に提供しています。生徒は地域の一員として、森での暮らしや農作業を通じて「どう生きるか」を問い、自分自身の生き方そのものを育む機会を得ています
取り組みのユニークさも印象的ですが、特に心に残ったのは「無理に学生数を増やさない」という姿勢です。
代表は『人口270人、高齢化率約60%の村に高校生が20〜30人も増えると、生態系が崩れる。2人くらいがちょうど良いのかもしれない。地元と共にじっくり育つことが大切なんです。』と語ります。
経済的な常識では「より早く、より大きく」が正義とされます。けれども、その発想が地球温暖化など多様な問題を生み出してきました。いまこそ、新たな経済のあり方を考える時期に来ています。
「生態系とともに健全に発展する」という方針は、近江商人の“三方よし”や、松下電器が掲げた“企業は社会の公器”といった、日本に古くから根づく価値観とも響き合います。ぜひ記事をご覧いただき、考えを深めてもらえると嬉しいです。
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