世代も個性も越えて遊ぶ。バルセロナで生まれた未来の公園

スペイン第2の都市、バルセロナにある0歳から99歳まで誰もが遊べるように設計された公園では、400種類以上の無料貸出ゲームや、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもと家族に配慮した専用エリアを備えており、多様性を受け入れる開かれた公共空間の好例となっています。
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「公園」は、単に子どもたちが遊ぶ場所にとどまらず、人々が集い、心身を整える大切な空間として捉え直す必要があるのかもしれません。都市化によって自然が減る中、緑や自然環境が人の心身に良い影響を与えることも、医学的な研究から少しずつ示されています。
障がいのある方も含め、老若男女が安心して集まれる“地域のコミュニティスペース”として、公園という空間をもう一度見つめ直すことが、より良い社会につながるのではないでしょうか。
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