ファッション産業に地殻変動。持続可能な未来を目指す取り組み

ファッション産業は大量生産・大量消費による環境汚染が問題視されています。経済産業省は「みらいのファッション人材育成プログラム」を立ち上げ、持続可能なファッションの未来を創れる人材の育成を目指しています。
「ほとんど着ていない衣服がクローゼットの中にたくさんある」ーーそのような感覚を持つ方はたくさんおられるのではないでしょうか。ファッション業界も資本主義の仕組みの中で、売上を上げ続ける必要があり、とにかく多く・とにかく早く・とにかく大量の衣服をマーケティングで欲望を喚起し続け、販売促進を打ち込んできました。しかしながら、そのような本質的ではないサイクルから脱却する動きが、パタゴニア社などの事例を契機として近年勃興してきたように感じます。
今回の記事のポイントは、経済産業省もこれらの課題意識を持ち、改善に取り組まれているということです。既存サイクルの脱却という大きなテーマは、産・官・民の緊密な連携が必要で今後も継続した動きが期待されます。