働き方の未来図。イギリスの200社で週4日勤務がスタート

イギリスでは2025年1月に約200社が、給与を据え置いたまま恒久的に週4日勤務(週休3日制)を導入することで合意し、生産性向上や離職率低下、従業員の高い満足度や「燃え尽き感」の軽減といった成果が確認。一方で、業界によって適用が難しいなど、働き方の選択格差を生む可能性も指摘されています。
日本において、1971年に松下電器産業(現パナソニック)が隔週土曜休みの週休2日制を試験導入し、そこから大手企業を中心に週休2日が広がったと言われています。当時も「生産性が落ちる」などの反対意見はあったようですが、実際には「しっかり休むことで能率が上がった」という事例が増える結果となりました。
週休3日も同じ論点での議論となりそうですが、「空いた1日で学びの時間が増え、従業員のスキルが強化された」など企業側としてもメリットを感じる事例が増えてくれば、時代の流れとして日本でも一気に議論が進む可能性はあるかもしれません。今後の発展が楽しみです。