赤ちゃんが教えてくれる、人間の希望の本質

生後わずかの赤ちゃんが「誰かを助ける行動」を示すキャラクターに対してより長く注視し、不親切な行動よりも社会的関わりを敏感に見分けていることが判明しました。これは文化や学習によらず、私たち人間が「他人と協力し合って生きる」という社会的な生き物であるという示唆を与えてくれます。
「人は本来“善”なのか“悪”なのか」ーーこの問いは古来から繰り返し議論されてきました。石器時代のような原始的な環境に置かれたとき、人は争うのか、それとも支え合うのか。私たちの近代的な社会制度は、しばしば“性悪説”を前提に築かれてきたとも言われます。
しかし近年の研究により、赤ちゃんでさえ他者の助け合いに敏感に反応することを示しています。もし「人は互いに協力し合って生きていく存在だ」という視点を出発点にするなら、制度や仕組み、人との関わり方そのものが、もっと優しく、希望に満ちたものに変わっていくのかもしれません。
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