ナゾロジー– tag –
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「砂が未来を温める」フィンランド発・革命の“砂電池”とは?
フィンランドで、砂を使って熱エネルギーを蓄える巨大な「砂電池」が稼働を開始。再生可能エネルギーの余剰を砂に熱として蓄え、冬の暖房などに活用する実証が進んでいます。この技術により、化石燃料への依存を減らし、CO₂排出量を大幅削減できる可能性が... -
哲学が鍛えるのは脳の“考える筋肉”──60万人調査の成果とは
大規模調査によると、哲学を専攻した学生は、入学時の学力を補正しても、卒業時に「言語力」「論理的思考力」「探究心・多様な視点を受け入れる姿勢」などで他専攻学生を上回る伸びを示しました。哲学が、「言葉+論理+思考習慣」の訓練として教育的価値... -
ペットボトルが薬になる未来?──ごみが“いのち”を救う可能性
イギリスにある大学の研究チームが、遺伝子改変した大腸菌により、ペットボトル製のプラスチックを鎮痛薬であるアセトアミノフェンに変換することに成功。実用化にはまだまだ多くの課題が伴いますが、この技術によって、プラスチックごみ問題と、化石燃料... -
笑いで心を整える──最新研究が示す「生活満足度を高める」驚きの効果
笑い療法は、不安を大幅に低下させ、生活満足度を高める科学的効果があると判明。特に「ラフターヨガ」は呼吸法と笑いを組み合わせることで、心身をより深くリラックスさせ、幸福感を高めることが示されました。 日本のことわざ「笑う門には福来る」は、ど... -
赤ちゃんが教えてくれる、人間の希望の本質
生後わずかの赤ちゃんが「誰かを助ける行動」を示すキャラクターに対してより長く注視し、不親切な行動よりも社会的関わりを敏感に見分けていることが判明しました。これは文化や学習によらず、私たち人間が「他人と協力し合って生きる」という社会的な生... -
信じる心はDNAに刻まれている?最新研究が示す「信頼遺伝子」
デンマークの大学の研究で、見知らぬ人を信じる傾向に関係する「信頼遺伝子」が働くと、人との信頼行動を6%程度説明できることが明らかに。この遺伝子によって、脳内の「闘争・逃走反応システム」を抑制し、不確実性や恐怖を乗り越えて他人を信頼する能力...
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