「砂が未来を温める」フィンランド発・革命の“砂電池”とは?

フィンランドで、砂を使って熱エネルギーを蓄える巨大な「砂電池」が稼働を開始。再生可能エネルギーの余剰を砂に熱として蓄え、冬の暖房などに活用する実証が進んでいます。この技術により、化石燃料への依存を減らし、CO₂排出量を大幅削減できる可能性があります。
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「砂」は実は非常に優れた“熱の貯金箱”で、約500℃もの熱エネルギーを蓄え、冬の町全体の暖房を最大で1週間ほどまかなえるといいます。
再生可能エネルギーと聞くと太陽光発電が真っ先に思い浮かびますが、曇りや雨といった天候に左右される弱点もあります。環境に配慮したエネルギーを組み合わせて補い合うことが、これからの社会を支えるひとつの姿なのかもしれません。


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