音のない森が、人を癒す。静寂を資源として守る新しい自然保護

南米エクアドルで、人工音が一切届かない世界初の”公園”を認定し、先住民コファン族と共に自然の静寂を保全しながら体験プログラムを提供。静けさそのものを守るという新たな自然保護の視点は、騒音ストレスの多い現代社会におけるウェルビーイングや自然との深い関係形成の重要性を示しています。
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人工的な音が一切届かない自然の環境そのものを、「守るべき資源」と捉える──その発想に、思わずハッとさせられました。都市部では人やモノの密集を感じることが多い一方で、私たちは常にさまざまな騒音にも囲まれて暮らしています。だからこそ、目に見える森や川だけでなく、「自然音」や「静寂」そのものも、守るべき大切な価値なのかもしれません。


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