「見えないホームレス」を救う──若者の貧困に挑むRelightの挑戦

Relight代表の市川加奈さんは「見えないホームレス」と呼ばれる携帯や身分証、住居がないことで社会参加が困難な若年層の貧困問題に、民間企業として就労・住居支援ビジネスで取り組んでいます。寮付き求人や緊急連絡先のない人向け賃貸などのサービスを提供し、悪循環を断ち切って再就労・自立を支える社会システムを構築を行なっています。
![]()
身分証・住居・携帯電話──現代社会では、この3つが欠けるだけで、文字通り生活が行き詰まってしまう現実があります。
DVなど家庭の事情からやむを得ず家を離れたシングルマザーが、住居を失ったことで行政サービスにアクセスできなくなるケースも、決して珍しくありません。
まずは、こうした構造的な問題が存在することを知っていただくこと。そして、解決に向けて行動している人たちが確かにいるという事実は、私たちに小さな希望を与えてくれるのではないでしょうか。


※コメントは最大500文字、3回まで送信できます