日本の“新品当たり前”を問い直す、リファービッシュ品の挑戦

フランス発のBack Marketは、電子デバイスの「頻繁な買い替え=ファストテック」文化を終わらせ、リファービッシュ品(新品に近い、整備済み中古品)を長く使うことを推奨。また、自らの利益とは相反となる「直して使う文化」にも力を入れており、「長く使うことが、実はカッコいい」世界を目指して活動を行っています。
電子デバイスをめぐっては、先進国の電子ゴミが途上国で深刻な問題となっていることや、欧州で「修理する権利」が広がりつつあることを、ホピアスでもこれまで紹介してきました。
日本ではまだ認知が十分に広がっていないテーマだからこそ、ぜひ知っていただけると嬉しいです。
また個人的な体験として、偶然にも2ヶ月前、Back MarketでMacを購入する機会がありました。5年前の「Bグレード」の製品でしたが、届いたものは新品と見間違うほどの仕上がりで、常識が大きく塗り替えられる体験となりました。「新品を選ぶ必然性は本当にあるのか」──私自身もこれからも問い直していきたいテーマです。
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