環境対策の効果を見える化する、フードロス削減BOXの登場

食品ロス削減BOX「ZERO」は、店頭に並ばない食品を安価で提供し、CO2削減量を見える化するサービス。日本の商慣習で発生している食品の廃棄問題に対し、持続可能な消費モデルとして注目されています。
以前、HOPIUSでも取り上げさせていただきましたが、飲食店での食品の持ち帰りや廃棄前のパンをロッカー型自販機で販売したりと「フードロス」に関する様々なサービスが勃興してきています。食品ロス削減BOX「ZERO」で販売されるのは、食品として問題はないが日本の商慣習により店頭に並ばない商品で、生産者のために無闇な値引きを行わない仕組みにもなっています。
「ZERO」のユニークさとして、消費者側にCO2削減効果が見える化され、心理的にモチベーションが上がりやすくなっています。中長期的な活動であるため短期的な手応えはどうしても感じにくいSDGs活動に、1つの示唆を与えてくれる取り組みではないでしょうか。