政治– category –
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生徒の議論から始まる、新しい学校のカタチ
日本で「学校内民主主義法案」が2025年3月に提案され、校則制定・見直し時に生徒や保護者の意見表明を学校に義務づけようという動きが活性化。海外では、生徒や保護者が学校運営に参加する仕組みが根付いており、それをモデルに“参加する学び”を日本でも実... -
数字で見るニッポン、「Japan Dashboard」で未来を読み解く
内閣府が経済・財政・人口などの691種類の公的データを都道府県別に可視化する新しい「Japan Dashboard」を公開。出生数、就業率、医療費などの様々なデータをオンライン上で分析可能とすることで、政策立案や地域分析への活用を想定しています。 「Japan ... -
+4℃時代に備える。フランスの国家適応計画
フランス政府は、2100年までに地球平均気温が最大で産業革命前比で4℃上昇する可能性を前提とした国家気候適応計画を策定。予算不足などの声もあるものの、森林・農業・沿岸・山岳地帯ごとの具体的適応策を提示し、住居の改修支援や保険制度の見直しなど様... -
「飲んで返す」が当たり前に。ポルトガル・リスボン市の挑戦
ポルトガル・リスボン市で「再使用可能なカップ」の市全体制度が導入され、飲食店で使うカップをデポジット制で回収・洗浄・再利用する仕組みを開始。この制度で返却率85%以上を目指しており、使い捨てプラスチックの削減と飲食業界などにも適したやり方... -
政治が“自分ごと”になる場所──若者がつくった民主主義博物館
東京都・田園調布に2025年5月に開館した「民主主義博物館」は、日本若者協議会が企画・設計・運営し、多くの人に政治を「自分ごと」として捉えてもらうことを目指した参加型の展示空間。展示では「民主主義とは何か」と改めて問いを投げかけ、歴史的背景や... -
保育園探しが変わる。東京都、1,000園超がオンライン対応
東京都は、スマートフォン等から保育園の検索・見学予約・入所申請をまとめてできる「保活ワンストップサービス」の対象を19自治体に拡大し、対応施設数も合計1,070園へと大幅に増加させました。このサービスによって、保護者の手続き負担を軽減することを... -
「自国第一主義」を超えていく──日本が開く新しい人道救助の道
アメリカによるUSAID(米国際開発局)の解体と「自国第一主義」の台頭により、多くの国で人道援助プロジェクトが停止・撤退し、現地の多くの命や生活が危機に瀕しています。こうした中、日本独自の「現場主義」「共助の精神」などの「日本型援助」が模索さ... -
AIで未来を拓く。日本、アフリカ3万人の若者育成へ
日本は第9回アフリカ開発会議で、AI人材育成支援として3年間で約3万人のアフリカの若者を教育し、産業競争力や雇用拡大を後押しする方針を表明。教授らと連携し、アフリカ各地の大学でAI・データサイエンス講座を開設し、製造業や農業などを重点分野とし... -
対話がつなぐ、平和へのクーデター
世界でクーデターが頻発しており、民主主義や平和構築に深刻な影響を及ぼしています。上杉勇司教授は、クーデターを単純な善悪で判断せず、政府などが主導する「上からの平和」と、市民が主導がする「下からの平和」の両輪による平和構築が不可欠だと説い... -
ファストファッションを規制する。フランスの画期的な挑戦
フランス上院が、毎日数千点の衣服の商品を投入する極端なビジネスモデルを「ウルトラ・ファストファッション」と定義し、規制する法案を可決しました。広告の禁止や環境負荷に応じた課税で、持続可能な消費への転換を目指すものです。 「ウルトラ・ファス...
